オンデバイスAIでプライバシー保護とパーソナライズを両立させるWeb検索・ディスカバリーエンジンのXaynがシリーズ Aで$12 millionを調達

$12 millionの調達により、プロダクトのさらなる強化とアジア市場への進出を加速させる

·      ディスカバリーエンジンXaynがSeries Aで$12 millionを調達

·       グローバル・ブレインおよびKDDIからの調達により、日本・アジア市場への進出を加速させる

·      ファイナンス、プロダクト、マーケティングを担当する3名のCxOを採用し、マネジメントを強化

 

ベルリン (2021年8月9日) [CH1]  – オンデバイスAIでプライバシー保護とパーソナライズを両立させるWeb検索・ディスカバリーエンジンXaynが、日本のリーディングインベスターであるグローバル・ブレインおよびKDDIをリード投資家として$12 millionのシリーズAラウンドの調達を行いました。Earlybird VCも含め既存投資家も今回のラウンドで追加出資を行っており、累計調達額は$23 million以上となりました。今回の調達により、プロダクトのさらなる強化と日本をはじめとしたアジア市場への展開を加速していく計画です。

Xayn のCo-Founder and CEOのLeif-Nissen Lundbæk は「インターネット上で必要な情報を見つけることは、私たち人間がインターネットで行うことの中で最も重要なことの一つです。私たちはXaynを用いることで、パーソナライゼーションを通した精度の高い検索結果、最先端技術に基づくプライバシー保護、優れたデザインによる使いやすいユーザー体験、の全てを両立できることを証明しました。データを売ることや広告を出すことが標準となっているWeb検索エンジン業界で、我々はプライバシー保護に重点を置き、ユーザー満足度を中心として業界をリードしていくことを目指しています。Xaynは、オンライン体験や検索結果の品質や個人の利用履歴といったプライバシー情報において、ユーザーに我慢をさせないAIサーチ・ディスカバリーエンジンです。」と述べています。

ベルリンを拠点とする当社は、プライバシー保護技術の注目度が高まっている昨今の情勢の中、シリーズ Aの調達を行いました。巨大なテック企業もようやくプライバシーやデータ保護に動き始めていますが、他の選択肢へのニーズも急速に高まっています。ここ数年、数多くのプライバシー侵害やアグレッシブなターゲット広告の問題、EUのGDPRやカリフォルニアのCCPAを初めとした各国の規制もあり、オンライン上でのパーソナルデータの保護の重要性が高まっています。

グローバル・ブレインのパートナーである上前田直樹氏は「プライベートなオンラインサーチの市場は成長してきていますが、中でもXaynは、オンラインでの検索のあり方を再定義するアプローチを取っており、先行しています。Xaynは単なるサーチエンジンではなく、最先端のAI技術を活用し、パーソナライズされたコンテンツの推薦フィードを含めたディカバリーエンジン全体をユーザーに提供しています。また、サイエンスやテクノロジーに関する専門性の高さと、個々人のニーズに合わせてプライバシーとユーザー体験を両立しつつ、インターネットの中を深く探索することを可能にするソリューションを提供する、という強いコミットメントを持っています。我々はXaynの目指す、人々のインターネットとの付き合い方を再定義するという壮大なビジョンに共感し、サポートできることを非常に嬉しく思います。」と述べています。

また、KDDI Open Innovation Fundの責任者である中馬和彦氏は、「Xaynは、連合学習の技術を活用することにより、非常に簡単かつ便利にWeb検索ができるアプローチを提供しています。また、当社の提供する欧州発のディスカバリーエンジンは、プライバシー保護とスムーズなユーザー体験を、効率的なAIと独自な形で組み合わせています。KDDIでは、独自性の高い技術で未来を形作ろうとしている会社を日々探しています。Xaynはまさしくその一社であり、今般、KDDI Open Innovation Fundを通じて出資をいたしました。今まさにサーチエンジン市場に変革が訪れており、その中で、最も可能性のあるスタートアップをサポートしていけることを嬉しく思います。」と述べています。

最後にXaynのCo-Founder and Chief Operations Officer のFelix Hahmann は「私たちはグローバル・ブレイン、KDDIという非常に頼りになる新しいパートナーを迎えることができて非常に嬉しいです。彼らと共にアジア進出を加速していきたいと考えています。また、既存投資家であるEarlybird VCおよびDominik Schienerからも引き続き出資をもらうことができ、非常に光栄に思っています。これらは、我々のビジネス戦略が予定通り進んでおり、将来の成長に向けて順調に進んでいることを示す上でも非常に重要なシグナルです。」と述べています。

2020年12月にモバイルファーストのサーチエンジンをローンチして以降、Xaynはインターネット全体を対象としたディカバリーエンジンの開発を行ってきました。最先端のプライバシー保護AI技術とユーザー体験への強力なフォーカスを組み合わせることで、Xaynは、人々のオンラインでの情報の探し方を再定義しようとしています。Xaynのアルゴリズムはセンターサーバーによるデータ収集に頼ることなく、ユーザーのデバイス上で直接、AIの学習行うため、プライベートな情報を外部に送ることなく、個々人に合わせたWeb体験を提供することができます。モバイルApp版をローンチ以降、世界中で既に21,5000回以上ダウンロードされています。同時に、既にブラウザバージョンの開発も行っており、近日中にリリース予定です。

Xaynのディカバリーエンジンのコアの機能としては下記のものがあります。

·       検索結果のパーソナライゼーション: 過去の検索や検索結果とのインタラクションに基づき、ユーザーは高度にパーソナライズされた適切な検索結果を得ることができる。

·       ディープサーチ: 特定のトピックについて、個人に最適化されたコンテンツリストを活用し、さらに深く調べることを可能にする。

·       ディスカバリーフィード:スワイプによる賛成・反対のフィードバックを元に、各ユーザーにパーソナライズされたフィードを提供する。ユーザーのインタラクションに基づき、AIがインターネットのリッチなコンテンツの世界へのディープダイブするための起点を提案する。

·      パワフル、かつ、プライベートなAI: ユーザーのデバイス上で直接学習を行い、個人情報の収集や外部への共有をすることなく、パーソナライズされたコンテンツや検索結果を提供する。このプライバシー by デザインのアプローチを用いているため、Xaynがユーザーデータを収集することはありません。

·      AI スワイピング: 右や左にスワイプするアクションにより、賛成・反対のフィードバックを各検索結果や推薦されたコンテンツに行うことができ、各ユーザーが結果をコントロールすることができる。

·       ノイズ フリー: 広告が表示されないことで、邪魔なインターネット上のノイズを削減する。

今後の成長のために、シリーズAの調達と共に、Xaynはマネジメントチームも強化します。三人の共同創業者であるLeif-Nissen Lundbæk (Chief Executive Officer)とProfessor Michael Huth (Chief Research Officer)、Felix Hahmann (Chief Operations Officer)に加え、Dr. Daniel von HeylをChief Financial Officerとして、FrankPepermansをChief Technology Officerとして、Michael BriggsをChief Growth Officerとして、それぞれ迎える予定です。Von Heylは25年以上のFinanceおよびManagementの経験があり、ドイツ銀行やBNPパリバ、バンク・オブ・アメリカなどグローバルな金融機関でのリーディングポジションの経験があります。Pepermansは17年以上の幅広い開発者としての経験があり、多くの企業でも使われているオープンソースフレームワークの開発を担ってきた経験があります。Briggsはマーケティングやグロース分野での約20年の経験があり、スカイスキャナーやキャンバでのリーディングポジションも歴任しています。これらの新しい経験豊富なメンバーの知識・経験を活用することで、Xaynはグローバルカンパニーになることを目指します。  

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Xaynについて

Xaynは、インターネット全体を対象としたプライバシー保護を可能にしたサーチ・ディカバリーエンジンです。パーソナライズ、プライバシー、すっきりとしたデザインの全てを持つディスカバリーフィードとサーチエンジンを実現しています。同じ名前を持つXayn社はモバイルファーストのディカバリーエンジンに欧州製の最新のAIテクノロジーを使用して、新世代のユーザーフレンドリーなプライバシーテクノロジーをリードしています。

Xayn社は、オックスフォード大学とインペリアルカレッジロンドンで、 Leif-Nissen Lundbæk (Ph.D.)と Professor Michael Huthによる研究プロジェクトとして始まりました。 Felix Hahmannと共同で、2017年に同社を設立しました。現在でも、そのアカデミックなビジョンは30%の博士号で構成されるメンバーからも見て取れます。FederatedAnalytics and learningのための同社のオープンソースフレームワークであるXayNetは、ディスカバリーエンジンXaynの基盤です。ベルリンを拠点とするXayn社は、グローバル・ブレイン、KDDI Open Innovation Fund、Earlybird VC、およびDominik Schienerから $23 million以上の調達を行っています。Xaynは、これまで、ポルシェ、ダイムラー、ドイツ鉄道、シーメンスなどの企業とも協業してきました。

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グローバル・ブレインについて

グローバル・ブレイン (GB)は、アーリーステージにフォーカスした東京に本社を持つベンチャーキャピタルで、難しい社会課題に取り組み、イノベーションを生み出し、日本経済の活性化に貢献するスタートアップを支援しています。GBの経験豊富なメンバーは、ヨーロッパ、米国、およびAPACなど、グローバルに優れたスタートアップを発掘し、実践的な成長にむけた支援を提供します。GBはベンチャーシーンで独自の位置を占めており、フラッグシップの純投資ファンドとともに複数のCVCファンドを管理しており、KDDI Open Innovation Fundもその1つです。GBの運用資産総額は10億米ドルを超え、日本最大級の国内独立ベンチャーキャピタル企業となっています。

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